プログラム概要
医療は科学であると同時に、文化でもあります。
このユニークな観察型プログラムでは、参加者がベトナムの公立医療システムに入り込み、資源を意識した環境で、様々な医療分野がどのように機能しているかを学ぶことができます。
クアンニン省で何千人もの患者を受け入れる総合病院にて、臨床手技、患者ケアのプロトコル、病院運営を観察する貴重な機会を提供します。
参加者は自分のバックグラウンドや興味に応じて、多様な診療科をローテーションで回ります。救急医療から小児科、外科、伝統医療に至るまで、幅広い専門分野を一度の研修で体験できるまたとないチャンスです。

研修可能な診療科(例)
- 救急・集中治療
- 循環器科
- 呼吸器科
- 腎臓内科(透析)
- 内分泌・糖尿病
- 神経内科
- 消化器内科
- リウマチ科
- 一般外科
- 胸部外科
- 脳神経外科
- 外傷・整形外科
- 眼科
- 耳鼻咽喉科
- 口腔外科・歯科
- 産婦人科
- 小児科
- 老年科
- 感染症科
- 腫瘍科
- 麻酔科・集中治療科
- リハビリテーション科
- 放射線診断科
- 臨床検査科
- 伝統医療科
- 薬剤科
- 院内感染管理科

本プログラムは学術的な学びだけでなく、異文化理解や国際医療の現状を知る貴重な体験を提供します。
※ベトナム政府の規定により、本プログラムは「観察のみ」となります。直接の医療行為や患者への処置は行えません。
プログラムの特徴
- 25以上の診療科にアクセス(循環器科、神経内科、小児科、外科、腫瘍科、リハビリ、伝統医療など)
- 医療文化交流:現代医療と伝統医療が融合するベトナムの医療を体験
- 専門医からの指導:リアルタイムの医療現場を観察し、知識を深める
- 修了証明書発行:観察学習の成果を公式に認定
- 言語サポート:英語コーディネーターが常に同行し、円滑な学習を支援



参加者の役割
- 医師・看護師・療法士と共に病院シフトに参加
- 診断・治療計画・処置方法の観察
- 公立病院の運営・感染管理・資源活用の学習
- 学んだ内容を記録・振り返り、将来の学びやキャリアに活かす
- 各診療科で最低1週間の研修に参加
含まれる内容
- 宿泊(到着日の日曜〜最終週土曜正午まで)
- 定時の空港送迎・プログラム内移動
- 食事(平日1日3食/週末1日2食)
- プログラム教材・シラバス
- 経験豊富な現地コーディネーターによる指導・監督
- 24時間現地サポート
含まれない内容
- 航空券・ビザ費用
- 海外旅行保険
- 個人的な出費
- 追加ツアーやアクティビティ
目的・目標
- ベトナムの医療制度を理解する
- 地元スタッフの医療実践を観察する
- 国際的な医療モデルを比較・理解する
- 医療に影響を与える現地文化を体験する
スケジュール(例:月曜〜金曜)
- 病院オリエンテーション:施設案内、規定説明、観察者としての役割理解
- 診療科ローテーション:医師・看護師・療法士の診療に同行・観察
- 非侵襲的な基本手技(トリアージ、バイタル測定、創傷ケア、薬準備など)を見学・補助可能
※昼休憩は長めに設定されています。
※天候や現地事情により変更される場合があります。
開始日
- 2025年:毎週スタート可能
- 2026年:毎週スタート可能
参加条件
- 年齢:18〜60歳
- 英語力:基礎レベル以上
- 犯罪経歴証明書:申込時提出
- パスポートコピー:申込時提出
- 履歴書提出:申込時提出
- 必要資格:医学関連のバックグラウンド
- 最低参加期間:2週間
追加要件
- 医学部・看護学部・薬学・リハビリ・プレメディカルなどの履修者、または医療関連職経験者
- 資格証明書、履歴書、パスポートコピーを開始2週間前までに提出(病院審査あり)
- 到着前に希望診療科の選択フォームを記入
持ち物リスト
衣類
- スクラブ(青系)
- クローズドトゥシューズ(サンダル不可)
- マスク・手袋(現地提供あり。希望者は持参可)
書類
- パスポート
- 航空券情報、保険証、ビザ、予防接種証明書(コピー含む)
衛生・安全
- 手指消毒液
- 救急セット(常備薬、日焼け止め、虫よけ、経口補水剤など)
必需品
- 洗面用品
- デイパック、小型タオル、マイボトル
- 貴重品用ベルト、バッグ用ロック
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