プログラム概要

ザンジバル医療研修プログラムは、参加者がアフリカの医療現場に貢献しながら、実践的な経験を積む貴重な機会を提供します。主要な総合病院であるムナジ・モジャ病院、そして関連するムウェンベラルド産科病院、キドンゴ・チェクンド精神病院を拠点に活動します。

小児科、産科、耳鼻咽喉科、一般外科など、幅広い診療科を経験できます。医療分野でのバックグラウンドを持つ方や、ヘルスケアを学ぶ学生は、現地のスタッフと共に治療の観察、患者ケアのサポート、地域ヘルスケア活動への参加を通じて、貴重なスキルと知見を得られるでしょう。

このプログラムは、限られたリソース下での医療の課題を理解し、地域社会の健康増進に貢献しながら、ザンジバルの活気ある文化と歴史を体験する絶好の機会です。

プログラムのハイライト

• ザンジバル医療の中心で学ぶ 地域医療の要である主要な総合病院で、実践的な経験を積みます。
• 幅広い専門分野を経験 小児科、産婦人科、一般外科など、多様な医療分野に触れることができます。
• 地域医療への貢献 患者ケアのサポートや、地域住民への健康教育を通じて、コミュニティのウェルビーイングに貢献します。
• 異文化交流 歴史あるストーンタウンの活気ある文化と歴史を体験し、異文化理解を深めます。

参加者の役割

• 病院スタッフと共に患者の観察とモニタリング
• 治療技術の習得と日々の病院業務のサポート
• 地域住民への健康教育とアウトリーチ活動
• 医療知識とスキルを共有し、病院スタッフを支える

スケジュール（月曜日～金曜日）

7:30 AM 宿泊施設を出発し、公共交通機関で病院へ向かいます。現地の通勤を体験しながら、日常に溶け込みます。 8:00 AM – 12:00 PM ムナジ・モジャ病院または関連施設で活動開始。様々な医療業務や処置の観察、スタッフのサポートを行います。 12:00 PM – 1:00 PM 昼食休憩。宿泊施設に戻るか、病院内でランチを購入して休憩します。 1:00 PM – 5:00 PM 午後の活動。様々な部署でアシスタント業務を行い、さらに多くの経験を積みます。 夕方 宿泊施設に戻り、一日の学びを振り返りながらリラックスします。

参加要項

• 対象者: 18歳～65歳
• 必須条件: 医療分野での学歴・職務経験（医学、看護、薬学、理学療法など）、英語力（基礎レベル）、パスポート・履歴書の提出
• 出発前の推奨ワクチン: 黄熱病、A型・B型肝炎、腸チフス、DTP（ジフテリア・破傷風・百日咳）、MMR（麻しん・おたふくかぜ・風しん）、髄膜炎、狂犬病など。マラリア予防も推奨。
• 参加時期: 2025年、2026年ともに毎週開始可能です。

充実したプログラム内容

• 宿泊と食事: プログラム期間中の宿泊と、平日3食・週末2食の食事が含まれます。
• 送迎: 空港へのお迎え、プログラム中の移動費（スケジュール活動内）が含まれます。
• サポート: 経験豊富な現地コーディネーターによる指導と24時間サポート。

準備するもの

• 服装: 病院に適した控えめな服装、スクラブ（持っていれば）、動きやすい靴、帽子、サングラス、薄手の長袖・長ズボン、薄手の雨具
• 書類: パスポート、航空券情報、保険、ビザ、予防接種証明書（コピーも含む）
• 衛生用品: 手指消毒剤、マスク、救急セット（常備薬、日焼け止め、虫よけ、経口補水塩など）
• その他: 洗面用具、デイパック、旅行用タオル、水筒、貴重品入れ、エンターテイメント用品