AP(Advanced Placement)とは…
SCollege Board が5月の上旬に実施しています。統一日程で開催されています。
APは、得意科目を高校時点で大学レベルまで学べる仕組みです。
大学の一般教養の科目を高校で習得できる、と考えるとわかりやすいですね。
大学といえば、もうひとつSATという有名な試験があります。
日本のセンター試験と同じように基礎学力を測る統一テストです。
SATとは…
SATは、アメリカの大学に出願する高校生のための、学力テストです。
(出典:http://www.toyo-online.com)
大学に行きたい高校生はSATを受けます。
センター試験とほぼ同じ。
APは、さらに科目毎の上級試験と考えるとわかりやすいですね。
成績・能力によってクラスが選別され、APクラスに所属することになった一握りの優秀な生徒だけが、APテストを受験することができる。(出典:https://collegino.jp)
SATは自分の納得の行く高得点が取れるまで、何度も受験し直すことが出来ます。自分が提出したいテスト結果だけを選んで大学に提出できます。(出典:http://markethack.net)
SATは、アメリカの大学に出願する高校生のための、学力テストです。
その種類は2つあります。
一般にSATと呼ぶのはSAT Reasoningテスト(旧SATⅠ)のことです。
もう1つの種類のテストはSAT Subjectテスト(旧SATⅡ)で、これはいろいろな教科の科目別テストです。
帰国受験の合否に直接関係するのは、SAT Reasoningテストの方です。
通常のSATテストは1年間に7回あります。
年によってテストの開催される月は変わりますが、
1月、11月、12月、1月の4ヶ月は連続してあるのが普通で、
その後は3月、5月、6月、もしくは4月、5月、6月に開催されます。
通常のテスト日は土曜日になっています。
アメリカ以外の場所では、3月(または4月)のテストが
開催されないことが多いので年6回しか受験できません。
テストの形式
SAT Reasoningテストは、
「数学」、「読解」、「文法+エッセイ」
の3分野それぞれ800点満点で、合計2400点が満点です。
テストの数は、数学が3テスト、英語の読解が3テスト、文法2テスト、エッセイ1テストです。
これに加え得点にならないテストが1つあり、合計10テストを全体で約3時間かけて解答します。
SAT Subjectテストは、
科学、社会、言語などの各専門教科のテストが1時間で終わるようになっていて、SAT Reasoningテストの受験と平行して行われます。
ですから、最大で3教科まで一度に受験できます。
勿論1教科のみの受験も可能です。
APは、科目ごとの試験。そのため科目数がたくさんあります。
大学教養レベルのため難易度も高く、大学で学びたい専攻分野が決まっている場合、科目を指定されることもあります。
そのためAPテストを受けるのは、主に得意な科目です。
特に得意とし自信のあるAPテストを受験しておき、4か5のスコアを修めておきます。
APテストは、科目数が多く、2週間にわたり実施されます。
午前8時から、午後は12時から開始されています。
APの成績と受験方法
APテストまでに行き着くまでの授業過程もハードだ。宿題も調査、レポート方式で課されることが多く、深夜までレポートを作成することもしょっちゅうだという。(出典:https://collegino.jp)
APテストにたどり着くのも1年間ほどかかります。
もちろん、学んでいる内容は大学1年レベル。
その宿題とレポートを提出し続ける必要があります。
そして、卒業までにAPテストを受けて、晴れて履修となります。
APの試験とは?
AP試験ではほとんどの科目でスコアの半分程度が論述式問題である。(出典:http://berd.benesse.jp)
与えられた資料を読み解き、受験者自身の論を、根拠を示しながら記述させるものである。(出典:http://berd.benesse.jp)
ほとんどの科目の試験は筆記試験ですが、音楽では実技、美術では作品のポートフォリオ提出などが求められます。
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